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『しあわせの小径』
葉祥明 絵・詩(日本標準) ※ 書籍情報 ●レビューを書いてくれた方:大隅紀子さん 「どんなところで 何をして生きても いいけれど 「自分」以外の者に なっちゃ駄目だよ」 今、自分は他の何者かになっていたかも… これはある絵本の一節。 絵本なんて、子どもが読むものだと思っていませんか? 実は、大人の私たちにも響くことばがたくさんもらえるんです。 絵本は見るだけでも美しく癒されるけれど、そこにある短いことばのインパクトが大きいと感じます。人生のそのときどきで受け取るメッセージも変わります。 5年ほどまえに海外ルーツの児童の日本語支援に関わるようになり、絵本の可能性を強く感じ、絵本講師の講座を受講しました。 読み聞かせをすると、初めは興味なさそうにしている子どもたちの目がだんだん大きく開き、キラッと光る瞬間に出会います。 絵本を読めば読むほど、勇気づけられ、世界が広がり、 「どの道を 行けばよいか 自分の心に 尋ねれば 最もあなたにふさわしく また正しい道を 指し示してくれる」 私は私の道を歩いて行こう… 2026年4月22日
nakamatachi yyj
4月22日
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
伊藤亜紗 著(光文社新書) ※ 書籍情報 ●レビューを書いてくれた方:眞鍋雅子さん 他人の目でものを見た経験はありますか。以前、目の見えない人・見えにくい人との対話型鑑賞会に参加しました。対話型鑑賞とは、美術館などで5~8人ぐらいのグループが、ファシリテーターの問いかけに促されながら同じ作品を見て話す鑑賞方法です。視覚障害のある人との対話型鑑賞会は、なかなかの人気で何度か応募してやっと参加することができました。 これは、見える人(私)にとって斬新なライブ感溢れる体験でした。見える人は見えない人に説明しようとしますが、この場は説明や解説をする場ではありません。見えない人は頭の中でイメージを変幻自在につくり上げて見るので、見える人の視覚的な鑑賞法とは違う豊かさがあります。 この鑑賞会のきっかけが本書でした。著者で美学者でもある伊藤亜紗さんはこの本で、目の見えない人と見える人の「違いを面白がることから」、「障害に対して新しい社会的価値を生み出」そうとしました(p.7)。「空間」「感覚」「運動」「言葉」「ユーモア」のどの章も、まさに目からウロコで自分の見
nakamatachi yyj
4月9日
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